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車両保険を使った場合、少しでも得する方法

 車両保険ってそれなりに保険料負担も多く、掛け続けるにはけっこう大変なもの。

 と、そんな折に〜 車両事故を起こしてイザ保険金請求!!

 これでようやく長年掛け続けてきた意味があるってもの。

 ところでそんな折り、少々不謹慎かもしれませんが、、

 それは折角 ”元が取れるチャンス到来” なわけですから、

 どうせ保険を使うなら少しでも得をしたいと思いませんか?

 実は保険金を多く受け取れるような裏技などではありませんが、少なくとも ”トク” を得るための ”ちょっとした技” は御座います。

 もしそんな折に少しでもトクも得たいと思うなら、、 是非ぜひご参考などまでに。。

 ※ もちろんここに挙げます例は あくまで可能性での話です。 誰もが必ずしもというわけでは御座いませんことは重々予め。。 また考え様によっては、取る人(意味を)によってはトクとは考えられない方もいらっしゃるかもしれません。 あくまで考え方のひとつ言う事も念のため予め。。

それは保険を使った後、どうするか。

 要点はひとつ。

 翌年度からの保険の(次回更新後の保険)、保険料(掛金)をグッと抑えること。

 こうすることで必然的にその ”オトク” が得られることに。。

 例えば保険会社(損保)の見直し補償内容などの見直しで、翌年度からの保険料が抑えられるようにする。(保険料のボリュームを下げる) これが技。

 え? でも何でそれがお得に繋がるの??

 理論・理屈は実に単純。

 自動車保険って、(車両保険) 使っちゃうと(事故で保険金請求しちゃうと)翌年度以降からの等級ランクが下がってしまいますよね? しかも今時は、一定の間 ”事故有係数適用期間” なんてオマケまでもれなく付いてきます。

 すると? 翌年度から一気に保険料はグレードアップすること間違いないでしょう。

 また影響や余波は、そのグレードアップだけでは止まりません。

 等級が下がるということは、、 もし保険を使わなかった場合と比べると、等級が後戻りしている分 これからの毎年の予定保険料に大きな差も出て来るでしょう。 いわゆる進級ロス。(これまで無事故で時間をかけ通過してきた下位の等級を、また数年かけやり直ししなくてはいけませんからね。。)

 ちなみに、保険を使った翌年から数年間は ”事故有係数” が付いて回りますので、その数年間は これまで無事故で通過してきた等級の時よりも割高な保険料です。 こういったバージョンアップ要素が加わることもお忘れなく。。。

 場合によっては、これら要素が大きく膨れ上がり 保険で入ってきた相当額をはき出さんとバリのヒートアップ展開となることも。

 例えば現在12等級で年間保険料106,000円だった人が、保険を使っちゃうと--

 そうでない場合と比べ、(使わなかった場合)

 これから先(数年)トータルで 27万円 もの保険料増が予想されるでしょう。(免責5万円設定だとトータル32万円)

 とある損保をベースにした仮定値です。 各環境によって実際の数値とは大きく異なる場合も御座います。 (ちなみに、ここら辺り計算方法については別途こちらにて

 しかしこれは、あくまで保険を使って以後も同じ保険料レベルで掛け続けた場合での想定。(翌年度も同じ損保、同じ契約内容で更新し続けた場合)

 もし翌年度から保険料を大幅に倹約することが出来れば??

 使った場合と使わなかった場合の保険料差を縮めることが出来ますので、結果的にその ”これから先トータルでの保険料増” も抑えることが出来、

 いわゆる 折角もらった保険金からの吐出しを抑えられることになり = オトクが得られる! ていう寸法。

 例えば〜 先ほどの現在12等級で年間保険料106,000円だった人が、保険を使った翌年度は その保険料がおおよそ約1.5倍の156,000円にまで跳ね上げる見通しですが、(これも仮定値です)

 もしその翌年度の保険を損保見直しなどで大きく半値ほどに下げることが出来たなら? (あくまで仮定ですが。 もちろん翌年度以降もその保険を継続する前提)

 これから先(数年)トータルは 135,000円 くらいにまで保険料増を抑えることが出来ますので、(予測仮定値)

 もうここまで解説したら一目瞭然かもしれませんが、

 明らかに後者の方が ”トク” してませんか? トクですよね??

 同じ貰った保険金に対し、後からの吐出し額が先者の270,000円も払うか、後者の135,000円で済ませられるか。。。

 というわけで、改めて要点はひとつ。

 保険を使った翌年度からの保険の(次回更新後の保険)保険料(掛金)を、保険会社(損保)の見直し補償内容などの見直しとかでグッと抑えること。

 こうすることで必然的にその ”オトク” が得られることに。。

 以上、皆さまのお役に立てる部分など御座いましたら幸いかもしれません。

   
 なお、保険使用後(直後更新時)の損保見直しや乗り換えなどにつきましては、ダウン後の等級や事故有係数、またこれまでの保険金請求数(保険を使った数)などによっては、可能な範囲に制限が付く可能性が御座います。(対応可能な損保が少なくなってしまう等) 予めお含み置き等のほど願います。

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