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もし、補償額が不足したら・・・

 対人賠償対物賠償には、支払い保険金の補償限度額がありますよね〜。(いわゆる補償の契約金額の事)

 最近になってようやく、補償限度額を 「無制限」で契約するのが一般的になってはきましたが、それでもまだまだ、保険料を抑えるために、3,000万円とか5,000万円とか補償限度額を設定される方がいらっしゃるようです。

 そこで! もし!

 補償限度額(契約金額)を超えてしまうような事故を起こしてしまった場合には、一体どうなってしまうのでしょうか・・・

恐怖の丸投げ

 例えば・・・

 対物賠償の補償限度額を 1,000万円で契約されている方が、事故によって重要な公共物に1,500万円超の損害を与えてしまった場合、保険金による賠償金の支払いは補償限度額の 1,000万円までしか支払われません。

 まあこれは、当然の事ですよね〜 ^^

 しかし!

 補償限度額を超えてしまった場合の事故は、もっともっと面倒な事が待ち受けています。 それは・・・

 保険会社は、補償の限度額である契約金額の 1,000万円だけ支払い、今後の示談交渉等は一切行ってくれなくなります。

 つまり丸投げというわけ。

 1,000万円の保険金を受取った後は、今後における示談交渉などの全てを自分単独の力で解決しなければいけなくなるのです。

 こ、これは、本当にかなり面倒ですよ〜!

 今まで、事故対応の全てを保険会社に完全任せっきりだったのが、突然全ての対応から保険会社が手を引き、今後必要な示談交渉等は全て自分ひとりの力でなんとかしなければならなくなるのです。。

 まさに驚愕。

 面倒ですよね〜 ^^

 とは言ってもこのような事故の場合、保険会社による責任遂行は1,000万円の限度額までの支払いであって、それを超える損害が発生した場合には保険会社は示談交渉に介入出来ない事となっていますので、当然の事なんですけどね・・・ ^^ (示談交渉は、補償限度額内の事故しか対応出来ません

 というわけで対人賠償や対物賠償の保険に補償限度額を設定されている方は! 要注意ですよーーー \(^o^)ノ

 もちろん私のオススメは ”無制限” 設定。 賠償が無制限ですから示談にも当然上限はありません。 もし万が一の時のための保険ですから、もし万が一の時に役立たなければ何の意味もありませんからね〜 ^^

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