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価額協定に関する特約

 主に「車両保険」へ自動的に付帯されている特約。

他名称・類似名称

 車両価額協定特約、価額協定保険特約、車両価額協定保険特約、協定保険価額... 等。

どんな特約?

 契約車(被保険自動車)と同等の自動車の市場価格を参考にし、その市場価格の相当額を「協定価額」として 契約車の保険金額(補償額)を定める特約。

 ちなみにこの保険金額の事を「協定保険価額」とも言います。 またこの定めは、1保険期間毎の更新で、契約締結時に決定されます。

 ※ 参考: ⇒ 車両価額協定特約
  この協定価額は、基本的には保険会社側で上限幅が設定されており、新規加入時にはその下・上限幅の中から任意の価額を設定し、以降更新毎は保険会社が自動設定で勝手に決めるようになっております。 ちなみにその自動設定では一定の決まりごとがあり、(前年度からの下げ幅に規定がある) 一般的に市場価格より良い条件傾向となることが多いでしょう。

 なおこの特約によって設定された協定価額は1保険期間中に適用される保険金額の上限であり、(全損扱いになった場合の上限)

 つまりもし契約期間中に市場相場が大きく変動してしまったとしても〜 それら市場の相場に左右されず支払われるものとなっています。

 例えば--- 保険契約の締結時に200万円で協定されていれば、もし半年後に市場価値が5万円まで急落してしまったとしても〜 その契約が有効である限り 契約当初の協定価額である200万円を基準にして保険金の支払いが行われる。 という感じ。

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