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中断証明書

 自動車保険を解約する場合に、申し出によって発行される証明書。

概要、補足など

 この証明書には・・・

 解約した時点での 「割引等級」が記載されており、

 解約後、この証明書を使い一定期間(一般的には10年)の間に自動車保険を再契約(新規契約)される場合には、解約した当時の割引等級をそのまま引き継いだ契約が可能となります。(もちろん契約時の添付書類に中断証明書が必要です)

 つまり!

 割引等級を保管(凍結)するための証明書なんですね〜 ^^ (ふっかつの呪文的な)

 この証明書があれば、海外赴任や長期出張など、一時的に自動車を使用しない場合でも、、 折角積み重ねてきた 「割引等級」を無駄にしなくてすみますね〜 ^^

 またこの証書は、ほとんどの保険会社で共通有効な証明書です。

 例えば・・・ 解約当時の保険会社、及び中断証明書を発行したのが 「東京海上」で、新たに契約する保険会社が 「損保ジャパン」でも、当時、「東京海上」が発行した中断証明書は 「損保ジャパン」でも有効となり、「損保ジャパン」でも、「東京海上」時代に凍結しておいた割引等級を継承し、契約を締結する事が出来るのです ^^

注意点

 この 「中断証明書」を発行してもらうには、「廃車」や「譲渡」など、一定の理由による解約が必要で、またそれらの理由を証明する書類が必要となります。

 ※ 廃車の場合 ・・・  普通車だと登録識別情報等通知書、登録事項等証明書など。 軽自動車なら自動車検査証返納証明書、検査記録事項等証明書など。

 ※ 譲渡、売却の場合・・・ 売却先の買取り証明書など。

 それと先述にて、復活の際には ”ほとんどの保険会社で有効な証書” と、そう解説致しましたが、ほとんど?ということは、逆に一部そうでない損保もあるということで、、

 つまり一部保険会社によっては、こうした中断証明書を利用した新規契約を一切受け付けていない場合もありますので、(等級の継承が出来ない)

 一応その辺りはお見知り置きのほどを願います。


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