保険を倹約するための 「秘訣その1」は、根本的な契約内容の見直しから始まります。
年齢条件(年齢区分による割引制度)は適正か? 運転者限定は適正か? ・・・など、リスク細分化による割引特約は本当に自分に合った条件になっているのかどうかを探求してみましょう。
ごくまれではありますが、割引制度を間違えて認識している方もいらっしゃいます。
ほんの一例です。
現在は保険自由化の時代。 去年まで通用していた知識は今年も通用するとは限りません。 他社の特約条件はご自分の保険にも通用するとは限りません。 折角のリスク細分化による素晴らしい割引特約も、中途半端な知識や古い知識ではその特約が十二分に活かしきれません。
どうぞご注意を。
ちなみに毎年見直す! という勢いで、毎年更新されるパンフレットに目を通すだけでも違うでしょう。
また自動車販売店の営業マンに任せっきりの方や、毎年 「前年と同条件で継続して下さい」 ・・・と言うのが定番の方もかなり要注意かもしれませんよ \(^^ (中には・・・ 10年前の知識を、今でも変わっていないと思っている方もチラホラ。。)
リスクの細分化に合わせる ・・・というよりも、ご自身の生活環境を変える事によって、リスク細分化をもっと絞る事が出来ないか? こういった見直し方も。
例えば、、 自家用車を 「通勤・通学」に使用しているのであれば、「日常レジャー」の使用条件に当てはまる範囲へ生活環境を変えてみるとか・・・ (週に数回は自転車や公共交通機関を使ってみるとか。 通勤使用していても、一定の条件を満たすことが出来れば日常レジャー契約でもOKな場合があり、それを狙って)
例えば、、 家族内で複数の車を所有している場合、家族がどの車に乗っても保険が使用できる条件にするのではなく、誰でも乗れる車を一台に絞り、他の車は運転者の限定条件を付けて保険料を安くするとか・・・。 (ちなみに、家族が誰でも乗れる車は、比較的保険料の安い車にし、保険料が高い車に運転者限定を付帯するのが理想)
同居する家族間で保険契約をシャッフルするのも、場合によっては十分にアリな節約方法と言えるでしょう。
「車屋さんでの業界裏話」編でも少々触れましたが・・・ 同居の家族内で保険の譲渡や移行が可能な場合であれば、排気量の大きな車や事故料率の高い車種など、比較的基本保険料の高い車種へ割引等級の進んだ契約を移行し、軽自動車など、比較的基本保険料の安い車種へ割引等級のあまり良くない契約を移行する事によって、、 時として大きな節約に繋がる場合も。
それから同じ記名被保険者の保険が3個以上ある場合には、この3個の契約を1社にまとめ、1保険証券のセット契約にすれば、「ノンフリート多数割引」などの割引きが適用出来る場合もありますよ〜 \(^o^)ノ
特殊と言ってもそんなに大げさなものではありませんが、特異な割引制度を試しみる方法も。
例えば 「インターネット割引」や「保険証券省略の割引」など。
・・・とまあこんな感じで、以上皆様のお役に立てる一例御座いましたら幸いです。
車業界に入って20年超えました。車屋店主です。もちろん保険販売に関する資格↓も持ってますよ ^-^)ノ