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契約内容の見直しで安く!

 保険を倹約するための 「秘訣その1」は、根本的な契約内容の見直しから始まります。

適正なリスク細分になっているか?

 年齢条件(年齢区分による割引制度)は適正か? 運転者限定は適正か? ・・・など、リスク細分化による割引特約は本当に自分に合った条件になっているのかどうかを探求してみましょう。

 ごくまれではありますが、割引制度を間違えて認識している方もいらっしゃいます。

 例@ ご主人はゴールド免許だが、妻はブルー免許。 このような場合、妻も運転するからといって妻のブルー免許に合わせてゴールド免許割引の特約は付帯していない・・・ という事はありませんか?

  今現在、ほとんどの保険会社では・・・ 記名被保険者がゴールド免許であれば、ゴールド免許特約が付帯出来ます。 もちろん補償範囲に含まれるご家族の方がブルー免許でも、そのご家族の運転中の事故も補償されるのが一般的。 間違って認識している知識のおかげで、本来は適用出来ているはずの 「割引特約」。 見逃していませんか〜?
 例A ご家族の方が帰省された時に備え、県外で別居しているご家族の方の年齢に合わせて年齢条件を設定していませんか? またまれに後輩が乗る事もあるので(業務を除く)、その後輩の年齢に合わせた年齢条件に設定していませんか?

  保険会社によっては・・・ 年齢条件の適用範囲を 「同居のご家族」に限定している場合も多く、年齢条件を設定していても、ご家族以外の友人や知人、又は別居中のご家族が運転している時の事故に限っては、運転者の年齢を問わず補償してくれる場合もありますよ〜 ^^ (保険会社によっては、補償の適用条件が限定されたり、「臨時運転者特約」が別途必要な場合もあります)

 他社の自動車保険の知識が混同しているおかげで、本来は適用出来ているはずの 「割引特約」。 見逃していませんか〜?

 ほんの一例です。

 現在は保険自由化の時代。 去年まで通用していた知識は今年も通用するとは限りません。 他社の特約条件はご自分の保険にも通用するとは限りません。 折角のリスク細分化による素晴らしい割引特約も、中途半端な知識や古い知識ではその特約が十二分に活かしきれません。

 どうぞご注意を。

 ちなみに毎年見直す! という勢いで、毎年更新されるパンフレットに目を通すだけでも違うでしょう。

 自動車保険は毎年どこか必ず改訂されています。 もし代理店系の保険に加入しているのであれば、去年と比べて変更のあった補償範囲や、新に追加された特約などを、契約更新(継続契約)の時に聞いておくのも良い方法だと思いますよ〜 ^^)

 また自動車販売店の営業マンに任せっきりの方や、毎年 「前年と同条件で継続して下さい」 ・・・と言うのが定番の方もかなり要注意かもしれませんよ \(^^ (中には・・・ 10年前の知識を、今でも変わっていないと思っている方もチラホラ。。)

   
 特約の内容や各補償範囲については、各社、又は各保険によって全く異なります。 上記例はあくまで 「凡例」です。 全ての環境下において通用する知識や情報ではありませんので、誤解されませんように、また予めご理解と御了承のほど宜しくお願い致します。

リスク細分化に合わせられないか? /志向角度を変えてみる

 リスクの細分化に合わせる ・・・というよりも、ご自身の生活環境を変える事によって、リスク細分化をもっと絞る事が出来ないか? こういった見直し方も。

 例えば、、 自家用車を 「通勤・通学」に使用しているのであれば、「日常レジャー」の使用条件に当てはまる範囲へ生活環境を変えてみるとか・・・ (週に数回は自転車や公共交通機関を使ってみるとか。 通勤使用していても、一定の条件を満たすことが出来れば日常レジャー契約でもOKな場合があり、それを狙って)

 例えば、、 家族内で複数の車を所有している場合、家族がどの車に乗っても保険が使用できる条件にするのではなく、誰でも乗れる車を一台に絞り、他の車は運転者の限定条件を付けて保険料を安くするとか・・・。 (ちなみに、家族が誰でも乗れる車は、比較的保険料の安い車にし、保険料が高い車に運転者限定を付帯するのが理想)

 同居する家族間で保険契約をシャッフルするのも、場合によっては十分にアリな節約方法と言えるでしょう。

 「車屋さんでの業界裏話」編でも少々触れましたが・・・ 同居の家族内で保険の譲渡や移行が可能な場合であれば、排気量の大きな車や事故料率の高い車種など、比較的基本保険料の高い車種へ割引等級の進んだ契約を移行し、軽自動車など、比較的基本保険料の安い車種へ割引等級のあまり良くない契約を移行する事によって、、 時として大きな節約に繋がる場合も。

 1万円の60%割引き + 10万円の10%割引きは = 合計16,000円のお得だが、10万円の60%割引き + 1万円の10%割引きは = 合計61,000円のお得。 こういった方程式の一種ですね ^^

 保険のちょっとした盲点を付いたカラクリ知恵のひとつですが、まあそもそも数字に強い方なら容易に考え付く知恵技とも。

 それから同じ記名被保険者の保険が3個以上ある場合には、この3個の契約を1社にまとめ、1保険証券のセット契約にすれば、「ノンフリート多数割引」などの割引きが適用出来る場合もありますよ〜 \(^o^)ノ

   
 なお、こういったシャッフルや合算には、一般的に ”可能な条件” というものがありますので、(条件に関わらずそもそも出来ない場合も) いつでもどれでも必ずしも出来るとは限りませんことは一応予め。

特殊な割引制度を狙ってみる

 特殊と言ってもそんなに大げさなものではありませんが、特異な割引制度を試しみる方法も。

 例えば 「インターネット割引」や「保険証券省略の割引」など。

   
 なお保険会社によって、存在する割引制度と存在しない割引制度があります。 また特約や割引制度の名称が似通っていても、根本的な補償・条件内容が全く異なっていたり、適用条件が大きく異なる場合もあります。

 ・・・とまあこんな感じで、以上皆様のお役に立てる一例御座いましたら幸いです。


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