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免責金額・免ゼロ特約

 車両保険には「免責金額」という条件設定があり、契約時に予め設定しておく必要があります。

 ※ 免責金額とは = 事故によって車両保険を使用した場合に、「免責」として自己負担する費用となります。(⇒ 詳細

 ちなみに今回は、この免責設定についてアレコレ触れておきますね ^^

設定は2段階

 免責金額を設定するには、「5-10」 「5-7」・・・といった具合に、2段階設定になっています。

 これは車両保険を使用した場合の1保険期間中1回目と2回目の免責を表し、

 ちなみにもし設定が「5-10」であれば、、

 免責として1回目が5万円、2回目は10万円の自己負担という事になります。

 ※ 1保険期間 = いわゆる現契約上での保険期間。 ここでは1年間の物を指します。

 ※ 契約者の条件などにより、設定出来ない金額もあります。

 ※ 「5-5」 「10-10」 と言った具合に定額的に設定することも可能です。

免責適用の概要など

 ※ 全損扱いの場合には免責金額の適用はありません。(自己負担無し)

 ※ 同じ契約期間中に2回以上の車両事故をされた場合には、2回目以降の車両事故から免責金額が増額されることがあります。(全損以外の場合)

 ※ 免責金(自己負担額)は保険金より差し引かれ振り込まれるのが一般的です。(例: 修理代50万円、免責金額5万円の場合、差し引き45万円の保険金が支払われます)

免ゼロ特約について

 一般的に、多くの損保では免ゼロ特約というものが用意されており、(任意のオプション特約)

 もしこれを別途設定していれば〜

 車対車の事故に限り、(相手の車両・運転者が分からない場合は不可) 同じ保険期間内の1回目の車両事故であれば免責(自己負担)が免除されるようになっております。(例: 免責金額「5-10」+免ゼロ特約付帯の場合、契約期間1回目の車対車の事故であれば免責(自己負担)が無し! という感じ)

 ※ 車対車が対象ですから、自然災害や盗難などは対象外となります。

 ※ 損保や契約者条件によっては、車対車以外の事故でも免責ゼロになる「オールリスク免ゼロ特約」というものもあります。

免責を設定する理由

 免責設定は保険料に影響します。

 保険料を抑えたい場合には、、 一般的に免責負担リスクを上げ、(設定額を高くしたり、また免ゼロ系の特約は除外します)

 逆に免責負担を出来るだけ避けたい場合には その分保険料を負担します。

 つまり簡単に言えば、上手く設定すれば車両保険の節約になるというわけ。

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