ダイレクト系(通販型)の自動車保険が安い理由
約10年前の保険の自由化以来~ 自動車保険(任意保険)の業界も随分と様変わりしました。(2018年現在ではもう約20年前・・)
外資系の企業が新規参入してきたり、今までの保険販売の常識をくつがえす、いわゆる「通信販売(ダイレクト)」の自動車保険まで誕生しました。(まあいわゆるダイレクト系とか通販型自動車保険というやつです)
また通信販売系は、TVを見ていても、保険料の安さを全面に出すなどして、、、 「見直し」をグイグイとアピールしているので、しかも実際に ”安い” と、ネット上の口コミもあいまって、さらにここ近年で随分と認知度も上がり、契約者数もかなり急増しているそうです・・・
しかし・・・ ところで~ そんなダイレクト系・通信販売系は、何故こんなにも低価格の保険を提供できるのでしょうか・・・
その理由
大きな理由は2つ。
通販型には代理店手数料が発生しないから
先ずひとつ!
通信販売系の自動車保険は、その販売ルートの特徴上、代理店が存在しません。
・・・という事は、代理店が存在しない分 「代理店手数料」が不要なので、その分価格を据え置く事が可能なんですね~ ^^
代理店型の保険は、、、 その名の通り、本体である保険会社から 各地にある代理店(取引き契約のあるローカル事業者)を通して保険が販売され(本体である保険会社自身は直接販売しません)、またその代理店は、その本体である保険会社から販売実績等に応じた報酬・バックマージン ”代理店手数料” を貰う・・・ といった方式の商売スタイルとなっており、
つまり、まあそういった代理店型の保険では、実質~ そういった代理店手数料 ”含み” の保険料となっていると、まずそうお考え頂いても問題はないかと。。。
ちなみに~ ここだけの話・・・ 皆さんが支払う保険料(代理店型)。 その保険料の約 20%~30%は、代理店手数料に相当する分とか。。。(多いパターンでは半数近くあることも)
優良顧客ばかり抱え込む方針だから
そしてもうひとつ!
通信販売系(通販型)は、とにかく優良顧客(とにかく事故を起こす可能性の低い人。 優良ドライバーとも)をガチガチに囲い込む事に力をいれており、、、
まあ逆を返せば、逆に事故を起こしやすい人の契約は極端に嫌がる。 実際・・・ 一旦契約はしていても、その契約中のお客様の事故情報等次第では~ 他の代理店型と比べても、かなり積極的に ”次回継続時の契約拒否” を行う傾向のようですし。。。 【⇒ その傾向が出やすい一例】
またそもそも、、、 と、その他にも、細かい部分での優良顧客の囲い込み作戦なども見られますが、まあその辺りにまで触れちゃうとちょっとごちゃごちゃして分かり難くなってしまいそうですので~ その辺りはご割愛させて頂きますが。。。
つまりは、その保険会社の保有するお客様を優良顧客でかためる事により、それだけ保険会社のリスクが必然的に軽減され(保険金を支払うリスクが低くなる)、その分 保険料へ反映させられる(水準を安く出来る)。。。 と。
こんな感じかと。
まあ細かい部分まで触れて行きますと、まだまだその他色々御座いますが、、、 通販型が安いのは、まあおおよそこいういった理由からなんですね~ ^^
但し! その保険料が安い・・・ というのは、必ずしも全ての万人の方々に対する絶対条件とは限らず、実際に、、、 通信販売型 (ダイレクト系)の保険より、代理店型の保険の方が安かったーーー! なんて事も現実御座いますので、これら追って、またこれらも一応念のためお見知り置きのほどを。。。 m(_ _)m
/// これで明日から貴方も保険の達人!? ///
/// 今やクルマの第三の保険とも。これで示談がこじれず助かる人も続出中! ///