ほけんの裏口

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保険料の月払いとクレジットカードの分割払いの違い

 

日本損害保険協会・保険募集資格者 兼自動車販売店店主 sadaです。

保険料の支払い方として~ 年間一括払いと分割払いが主に御座いますが、

ちなみに後者。分割払いには・・ 11回~12回に分けた損保による月払いと、(いわゆる月払い契約) クレジットカード払いによる分割との二通り御座いますが、

この2つでは何が違うのでしょうか。

損保による月払い(月払い契約)

損保によって異なりますが、

年間保険料を11~12回に分割し、毎月分を都度口座振替やコンビニ払い、クレジットカード引き落とし等で支払う月賦方式。

5%ほどの分割手数料が必要で、(保険料に上乗せ) かつ支払い回数は11~12回のほぼ固定なので支払い方法としては自由度は低いが、

手数料は一定ですし、カード払いでもカードに色々依存しないのでちょっとした安心感も。

補足 ///// 月払い契約の欠点

損保(保険会社)によって取扱いがなかったり、取扱い範囲が限定的だったり。。

  • ネット通販(ダイレクト)系では月払い契約の取扱いが少ないです。どうしても必要な場合は後者のクレカ分割しか選択肢がないことも。
  • 損保によっては支払い方法が限定的なことも。(カード引き落としのみ。コンビニ払いが出来ない等)

クレジットカードによる分割払い

このパターンでは、損保に対しては一括で支払い、(一時払い契約) カードの機能を利用して月賦にしている方式なため、、

分割手数料や回数は、カード、もしくはクレジットカード会社(信販会社)に依存します。(保険代の支払い上はあくまで一括払い扱いなので、保険料自体が上乗せされることはありません)

つまり分割手数料(利息)の低いカードを使えば~ 損保による月払いより手数料を抑えられることが出来たり、

また3回や6回など、、 損保取扱いの月払いにはない回数でのお支払も可能となるでしょう。(ちなみに回数を少なくすれば手数料も少なくなるので、そういった特徴等も)

但し! こういった支払い回数はカードに依存するため、一方12回を超える長期分割も可能ですが、ただ長期になってしまうと金利・利息が大きくなるだけでなく~ 翌年の更新分も重複してしまう時期が出来てしまいますので、

それとリボ払い等、通常の分割とは異なる方式の場合、想定外の支払いトラブルを生じさせてしまうことも御座いますので、

その辺り十分なご注意も必要と考えておきましょう。

補足 ///// クレカ分割払いのちょっとしたデメリット①

分割払い中は、他のローン審査に通り難くなるというデメリットは御座います。

ローンは借金。既存で既に借金があれば他の審査は厳しくなるのは必須。(実際自動車ローンなどで、既存クレカ分割の一括清算を条件でないと新たに通らないケースも多いです) 近いうち何かしらの分割払いを考えているならちょっと注意が必要と考えておきましょう。

  • もちろん支払い中にうっかり延滞してしまったなら~ 信用情報にも響きますよ ^^;

補足 ///// クレカ分割払いのちょっとしたデメリット②

年度途中で保険を解約しようとした場合、ちょっと面倒なことも。

クレカ分割は損保に対しては一時払い扱い(年払い契約)ですので、保険的には一年分の保険料を支払い済みということになります。ということは? その保険を年度途中で解約しようとした場合色々と面倒なことが出てしまい。。 一応このあたりも補足としてまでに。

  • 解約返戻金は”短期率”計算になりますので、通常の月払いよりおそらく条件が悪くなってくるでしょう。(通常の月払いより保険料を多く支払わないとならない可能性)
  • 保険の解約は終わってもカードの分割までは終わりません。分割手数料等はまた個別に解決する必要が。。

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