車屋さんや整備工場に預けた車が盗まれた!壊された!責任は?
車検や修理などで、車屋さん(ディーラーや修理工場)へ我が愛車を預けることも多いでしょう。
しかしそんな預けてあった愛車が、、
車屋さんで盗難に遭ってしまって何処か行ってしまった! 部品などが取られて無くなっていた! 壊れていた! ぶつけられて(事故)いた!! ・・まあ言い出せばキリがないのですが、
予期せぬアクシデントに見舞われてしまったら!!!
これら責任は誰にあるの?
盗難や外損事故など
ディーラー等へ預けた時点で先方の管理責任が発生しますので、車屋さんが損害賠償を負うのがごく普通です。一般的です。
実際こういった管理責任から来るアクシデントに備え「自動車管理者賠償責任保険」という保険も存在しており、
自動車管理者賠償責任保険とは?
預かり中に遭ってしまった顧客車両の盗難被害はもちろんのこと、社員が引き取り納車時に起こした交通事故による損壊など、、事業者が顧客等に対し損害賠償の責任を負わなければならない事故等を起こってしまった場合に、その賠償を補償してくれるという事業者向けの保険のこと。
先方に過失があるのは明白です。
車屋さん等によっては ”うちは悪くない。盗った犯人が悪い” と、しらを切る業者さんもいるようですが、(確かに犯人が一番悪いかもしれませんが)
まあ盗人猛々しい(たけだけしい)とまでは言いませんが、それはほぼそれにも近い言い訳。
とにかくこういったケースでは車屋さんに非があると そうお考えください。
車内の荷物や部品がなくなっていた!壊れていた!
この場合は上記事故に比べ明白な事前証明に乏しく、(そこにあったかなかったか、元から壊れていたか否か等)
またそもそも車室内の積荷などは事業目的の管理外とも言えますし、(自動車管理者賠償責任保険もこれらは対象外です)
それから明らかな損害材料も少ないため、、(盗難や事故等であれば責任を問うに十分な材料がありますが、双方が見てどちらか一方しか損害を確認できないものは その損害の有無をなかなか立証し難いですから。。)
そういった事例ではあくまで事業者さんの善意止まりまでで、それ以上はなかなか問えないのが現実かと思われます。
中には勘違いなんてこともありますし、実際その時たまたま・・ なんて事例も。(車検で預かった車が、たまたまそのタイミングでカーナビが壊れてしまい・・ もちろんこういったケースではお客様的には納得行かなくとも車屋さんには過失はないわけで。。)
※ 過失材料に乏しい。怪しい。
※ 実際たまたま事例は意外と多いです。車検直後クルマの調子が悪くなって、、しかしその部分は点検とは何ら関係ない所とか。オーディオ修理で預かったらいきなりファンベルトが切れたとか。。
但し! もちろん何かしら明白なものがあったり、過失を問うに十分な材料がある場合等には またそれらは別ですが。。
※ なお、ここで触れました見解などは私の個人見解となります。また実際その事例・環境・条件などによって見解が相違・二分してくる可能性も御座います。あくまでひとつの事例・見解などとしてのご閲覧を願います。
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