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車両保険と等級知識

 等級制度は一般的な自動車保険と全く同じです。(⇒ 等級の基本

 事故を起こし車両保険を一回使えば翌年は3等級ダウン。 一年間一度も使わなければ1等級アップ。(もちろん事故有係数も追従して上下します)

 かなり以前の時代には、人身・対物事故等で保険を使用した場合と車両保険を使用した場合では 翌年の等級ダウン数が違っていた頃があったのですが、現在ではどちらも1事故1保険請求につき一律3等級ダウンとなっています。(但し、一部の1等級ダウン事故の扱いとなる場合は別)

よくある質問

 @ 今回新たに、既存の保険へ車両保険を追加しようと考えています。 車両保険だけがまた新しく等級スタートするのですか?

 ⇒ 既存の契約と同じ等級になります。(車両保険は原契約に追加する付帯補償です。別々の契約や等級の扱いにはなりません)

 A 車同士の事故で、対物保険と同時に車両保険も使った場合には?

 ⇒ 同じ1事故1保険金請求であれば3等級ダウンです。(別々でカウントはされません。対物3+車両3=6等級ダウンにはなりません)

 B 物損事故で、車両保険を使わず対物保険だけを使った場合には?

 ⇒ 対物保険だけを使った場合でも3等級ダウンです。 ちなみに車両保険を使っても使わなくてもどうせ3等級ダウンなら、ほんの少しの傷でも直してもらった方が ・・・と考えそうですが、車両保険には免責がある事を忘れずに。。

 同じ事故でも、車両保険には ”1等級ダウン事故” という扱いのものがあり、

 その場合のみは3等級ダウン事故の扱いとはなりません。

 それが ”かばとたらこ”。 いわゆる ”限定A特約” による事故(保険請求)。

 念のためお含みおきを。

 但し、通常の車両保険や対人対物など、他の事故請求と同時に使った場合にはこの限りではありません。 その場合は多い等級ダウン数の方が適用されます。
 「いたずら」による損害で傷・ヘコミを伴ういたずらの場合には、1等級ダウンとして扱われずに、3等級ダウンの扱いになる場合も御座います。 ここら辺りは詳細や保険会社(損保)によっても判断は異なるようですが、しかしこういった一例を例に、ケースバイによっては込み入った判断となる可能性が御座います事は、、 この辺りも念のためお含み置きなどのほどを。

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