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等級据え置き事故の廃止と、1等級ダウン事故の新設

2018/09/12
 

つい先日、今月10月から~ 自動車保険に大きな一斉改定があったと紹介させて頂きましたが、(⇒ 自動車保険の等級制度などが大幅改定。 事故有係数とか・・・ なんだそれ?

実はそれら等級制度の大きな改定において、もう一点! 大きな改定が含まれますので、それについてもちょっと触れておこうと思います。

改定詳細

それは、、

今まで車両保険において 「等級据え置き事故」として取り扱われていた事故が、今後順次・・・ 1等級ダウン事故へと新設改定され、

※ 尚、これら改定は2012年10月よりですが、それら実際の取扱いにつきましては、、、 各保険会社や保険の契約条件などによって適用されはじめる時期が異なりますので、またそれら制度は、必ずしも全ての保険会社にて適用される制度とも限っておりませんので、それら適用開始時期などにつきましては~ 各自にて、別途各保険会社などでご確認下さい。

これまた事故にて保険を利用される方は、大幅に保険料の負担が重くなるようで。。

※ 但し、これら事故補償は、原則 車両保険に付随する特約等なので、車両保険を付帯しない場合にはこれら補償等の扱いはありません。

考えられる影響

ちなみに~ これら従来から「等級据え置き事故」として、主に対象となっている該当事故には、、

  • 車両盗難
  • 台風などによる高潮・洪水被害
  • いたずら・ガラスの飛び石被害

等が御座いますが、(但し、車両保険のみ単体で利用(保険金請求)される場合に限られます)

ただそれら中でも~ 今までは、比較的手軽で気軽だった 「飛び石等、飛来物によるガラス被害」での保険金請求が、1等級ダウン事故適用開始後からは~ ちょっと敷居が高くなってしまうかもしれません。

私の個人的な試算で、かつ 東京海上日動の割増引き率等を参考にした試算から予測するに・・・ 保険金請求による翌年度からの保険料負担増を考えれば、おそらく~ 1等級ダウン事故適用開始後においては、軽自動車のフロントガラス1枚程度の被害であれば、保険金請求されない方がいいかも。

但し、これら見解・傾向に関しましては、その各保険契約者や車両等の条件によってかなり大きく異なろうかと思われますので (場合によっては、保険金請求されても損しないケースも)、まあこれら実際の判断には、それら損害の実費と、翌年度からの保険料負担等を比較した各個人による試算のもと、ご判断頂きたく思います。【⇒ 試算方法の参考例

以上、追記参考までに m(_ _)m

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